平泉観光ブログ

このブログでは、平泉観光のモデルコースを中心に、平泉の歴史、自然、多様な寺院・庭園及び遺跡などを書いてます。

平泉イベント情報

義経公東下り

源義経公東下り行列

世界遺産“平泉”の有名イベント

奥州藤原氏三代がおよそ百年にわたって築いた平泉の文化。
ここ平泉は世界遺産の史跡が数多く残され、また自然が魅力的な地です。
地元の料理を楽しんだり、多様な宿泊施設で寛いだり、独特の工芸品を手に入れたりすることも観光の楽しみの一つです。
この数々の文化遺産が残る平泉の地で、数多くの観光客が訪れ開催されるイベントの中から、代表的な5つをご紹介しますのでぜひご体験ください。

1. 春の藤原まつり

春の藤原まつりは、毎年5月に行われる平泉最大の祭りです。
今年も5月1日から5日に、奥州藤原氏の栄華を再現した華やかな行列や、様々な伝統芸能が楽しめます。
特に、3日目の「源義経公東下り行列」は圧巻で、多くの観光客が訪れます。
由緒と見どころ⇨*1

2. 毛越寺あやめ祭り

毛越寺あやめ祭りは毎年6月〜7月にかけて行われ、今年は7月20日〜7月10日に行われます。
毛越寺境内には約1万株のアヤメが咲き誇り、多くの人々が訪れます。
また、期間中には様々なイベントも開催されます。
由緒と見どころ⇨*2

3. 中尊寺薪能

中尊寺薪能は、毎年8月下旬に行われる伝統芸能の公演です。
今年は8月14日に中尊寺白山神社能舞台で行われ、幽玄な雰囲気の中、薪の炎を背に能楽が演じられます。
由緒と見どころ⇨*3

4. 秋の藤原まつり

秋の藤原まつりは、毎年11月に行われる祭りです。
今年は11月1日〜3日に行われます。
春の藤原まつりに比べて規模は小さいですが、こちらも華やかな行列や伝統芸能を楽しむことができます。
また、夜にはライトアップされた中尊寺金色堂が幻想的に浮かび上がります。
由緒と見どころ⇨*4

5. 毛越寺二十日夜祭

毛越寺二十日夜祭は、毎年1月20日に行われる毛越寺の伝統行事です。
由緒と見どころ⇨*5

これら以外にも、平泉には様々なイベントが開催されています。
詳細は、平泉観光協会のウェブサイトをご覧ください。

→平泉観光協会公式サイト|ひらいずみナビ

春の藤原まつり・5月1日(水)〜5日(日)

平泉で毎年春に開催される藤原まつりは、特に5月1日から5日までの間に華やかな行事が数多く行われます。
この祭りのハイライトは5月3日に行われる「源義経公東下り行列」で、義経とその一行が毛越寺から中尊寺までの約3キロを練り歩く様子が再現されます。
この行列には90人以上が参加し、平安時代の装束を身にまとった役者たちが古の風景を彩ります。
1日 稚児行列
3日 源義経公東下り行列
4日 中尊寺能・白山神社祭礼
5日 毛越寺延年の舞・弁慶力餅競技大会
4日 郷土芸能
今年は15歳の若手俳優、寺田心さんが義経役を務め、彼はこれまでにNHKの大河ドラマなどにも出演経験があります。
この行列は、平泉の春の風物詩として、多くの観光客や歴史愛好家を魅了しています

・開催日・期間:5月1日(水)〜5月5日(日)
・開催場所:平泉町内

・問い合わせ先:
 (社)平泉観光協会
    TEL:0191-46-2110  FAX:0191-46-2117
・アクセス:JR東北本線平泉駅から’徒歩10分

 

*1:「春の藤原まつり」は、平泉の春を彩る伝統的な祭りで、平安時代の栄華を偲ぶイベントです。この祭りは、奥州藤原氏が築いた平泉の歴史と文化を讃え、毎年5月に中尊寺や毛越寺を中心に開催されます。特に見どころは、平安貴族の装束を身にまとった人々が行列をなす「奥州藤原四代大行列」です。この行列では、平泉を治めた藤原氏四代の歴史が華やかに再現されます。また、古典芸能の披露や、地元食材を使った料理の提供もあり、訪れる人々に平泉の豊かな歴史と文化を体感させます。春の訪れと共に、色鮮やかな伝統行事を楽しむ絶好の機会です。

*2:「毛越寺あやめ祭り」は、毛越寺の美しい庭園で行われる初夏の風物詩です。6月〜7月に開催され、約200種類、10,000株以上の菖蒲(あやめ)が見頃を迎えます。この祭りは、平泉の自然美と歴史的背景を背に、色とりどりのあやめが競うように咲き誇る様子が楽しめます。特に早朝や夕暮れ時の光の中での菖蒲は、訪れる人々にとって忘れがたい美しさです。また、期間中には地元の芸能発表やあやめにちなんだイベントが数多く行われ、訪れた人々にとって楽しい思い出作りの場となっています。平泉の歴史的な景観と共に、日本の伝統的な美を存分に味わうことができる祭りです。

*3:「中尊寺薪能」は、中尊寺の境内で毎年8月に開催される、伝統的な能楽イベントです。この能の演目は、中尊寺の歴史的な背景と深い関連があり、平泉文化を象徴する一大イベントとされています。特に見どころは、夜空の下、たいまつの炎に照らされる舞台で繰り広げられる能と狂言の演目です。この神秘的な雰囲気の中で、観客は平安時代にタイムスリップしたかのような体験をすることができます。また、中尊寺の秋深い自然と古式ゆかしい能の演技が一体となり、非常に趣深い文化体験を提供します。歴史と伝統に触れながら、日本古来の芸術に心を寄せる贅沢なひとときを楽しむことができます。

*4:「秋の藤原まつり」は、平泉の秋を彩る豪華絢爛な祭りで、奥州藤原氏の栄華を今に伝えます。毎年10月に中尊寺で開催され、平安時代の貴族文化と歴史が色鮮やかに再現されます。祭りのハイライトは「奥州藤原四代大行列」で、平泉を支配した藤原氏四代の豪華な衣装を身にまとった参加者が、古都の景観を再現しながら行列を練り歩きます。また、古典芸能の演奏や武者行列など、見どころ満載で、訪れる人々を平安時代にタイムスリップさせる魅力があります。この祭りは、日本の古い歴史と文化を感じることができる貴重な機会であり、国内外から多くの観光客が集まります。

*5:「毛越寺二十日夜祭」は、毛越寺で毎年1月20日に開催される伝統的な祭事です。この祭りは、平安時代から続く長い歴史を持ち、毛越寺の開基である藤原清衡公を偲んで行われます。祭りの最大の見どころは、多数の灯籠が境内を照らす幻想的な景観です。夜が更けるにつれ、参道と寺域が灯りで満たされる様子は非常に美しく、訪れる人々に静寂と荘厳な雰囲気を提供します。また、法要、読経、供養が行われ、訪れる人々は心静かに故人を偲ぶ時間を過ごすことができます。この祭は、日本の伝統的な仏教行事の本質を感じることができる貴重な体験となるでしょう。